国連責任投資原則(PRI)は12月8日、2017年の理事選挙の結果を公表した。PRIの理事は署名機関を有権者とする投票により選出される。今回は、人気を迎えた理事会議長ポジションと、理事4ポジションの選挙が行われた。
- マーティン・スカンケ理事会議長(元ノルウェー財務省)が再選
- Priya Mathur氏(CalPERS理事)が、アセットオーナー枠の理事に再選
- Renosi Mokate氏(南アフリカ年金基金GEPF評議会会長)が、アセット・オーナー枠の理事に再選
- Marcus Madureira氏(ブラジルPREVI企画担当取締役)が、アセットオーナー枠の理事に初当選
- Tycho Sneyers氏(リヒテンシュタインLGT Capital Partnersマネージング・パートナー)が、運用会社枠の理事に初当選
理事会議長ポジションは立候補1名のため信任投票が行われ90%以上の支持を得た。アセットオーナー枠の理事は改選3名枠に3名立候補し同様に信任投票が行われた。運用会社枠の理事は改選1名枠に10名が立候補し、最多得票のTycho Sneyers氏が当選した。
今回再選または新任された理事は2018年1月1日に着任する。任期は3年。任期満了を迎えたGeeta Aiyer氏(ボストン・コモン・アセット・マネジメント)とMarcel Barros氏(PREVI)は退任する。
【参照ページ】PRI welcomes new board members following recent elections
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