米金融大手ステート・ストリートは11月15日、アセットオーナーや運用会社向けに、ポートフォリオのESGエクスポージャー診断ツール「State Street Global Exchange(ESGX)」サービスの提供を開始すると発表した。また同社は、アラベスク・アセット・マネジメント等複数のESGデータ提供会社と契約し、同社顧客にESGデータを提供することも発表した。
State Street Global Exchange(ESGX)は、投資先企業のカーボンフットプリント、サプライチェーンの労働慣行、取締役会のダイバーシティ等ESG要素に対するエクスポージャーを評価できるオンラインツール。同社の顧客は、ポートフォリオのESG状況に関する評価レポートを受け取ることもできる。
ESGデータ提供では、これまで同社はTruValue Labsと契約し、データ提供を行ってきたが、アラベスク・アセット・マネジメント等他のデータ提供も開始することで、サービス拡充を図る。
【参考】【インタビュー】アラベスク・アセット・マネジメントの企業サステナビリティ分析ツール「S-Ray」。部門長が語る開発背景と将来展望(2017年9月19日)
【参照ページ】State Street Enhances ESG Products with New Data and Analytics Offerings
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