英運用大手M&Gインベストメンツは11月13日、ルクセンブルク籍のESGハイイールド債ファンドを10月5日に新規設定したと発表した。ESG条件に合致する世界中のハイイールド社債に投資する。
同ファンドのESG条件は3つ。まず、国連グローバル・コンパクト(UNGC)の原則に違反している企業の社債は除外される。また、たばこ、アルコール、アダルト、ギャンブル、一般炭(エネルギー原料の石炭)の売上が5%以上を占めるメーカーおよび売上が10%を占める商社・流通業者の社債と、防衛・武器産業からの売上が少しでもあることが判明した企業の社債も除外される。さらに、MSCIのESG評価に基づき同業界の中でESGスコア低い企業の社債も除外される。
同ファンドは運用資産の80%以上を上記のESG条件を満たすハイイールド社債に投資し、残りはそれ以外の国際、投資適格社債、資産担保証券(ABS)、現金化が容易なその他資産に投資することができる。ベンチマークはBofA Merrill Lynch Global High Yield Index(米ドルヘッジ)。アンブラレラSICAVのサブファンド。
M&Gインベストメンツは、英金融大手プルーデンシャルのグループ会社で欧州における資産運用会社。同グループには、アジアで資産運用を展開するイーストスプリング・インベストメンツや米国PPMアメリカがある。
【参照ページ】M&G INVESTMENTS LAUNCHES ESG GLOBAL HIGH YIELD FUND
【ファンド】M&G (Lux) Global High Yield ESG Bond Fund
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