ホテル世界大手米マリオット・インターナショナルは11月1日、従業員、顧客、株主、環境、地域社会のニーズのバランスを取りながら事業運営を行う新たなサステナビリティ・ソーシャルインパクト・イニシアチブ「Serve 360」と、2025年目標を発表した。マリオット・インターナショナルは、世界125ヶ国・地域で30のホテル・ブランドを展開。同社ブランドのホテルは世界6,200に及ぶ。
Serve 360は、国連持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、「Nurture Our World」「Sustain Responsible Operations」「Empower Through Opportunity」「Welcome All & Advance Human Rights」の4分野に注力する。
- Nurture Our World:地域コミュニティの発展支援
- Sustain Responsible Operations:調達、建物、事業活動の環境負荷を低減
- Empower Through Opportunity:ホスピタリティ業界で働きたい人の就業支援
- Welcome All & Advance Human Rights:従業員と顧客に安心と居心地の良さを提供
同社が掲げた2025年目標は、
- 水使用量を15%、二酸化炭素排出量を30%、廃棄物量を45%、食品廃棄量を50%削減
- 合計1,500万時間分の従業員ボランティア参加を進め、うち25%は従業員の能力やスキルを活かせるような分野に参加
- ヒューマントラフィッキング(人身取引)の見分け方について全従業員にトレーニングを実施
- 採用方針や調達方針に人権に関する基準を導入
【参照ページ】Marriott International Unveils Global Sustainability and Social Impact Commitments to Deliver Positive Change
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