世界主要12都市の市長は10月23日、都市区域内の交通分野での化石燃料消費削減を目指す共同宣言「C40化石燃料フリー道路宣言(C40 Fossil-Fuel-Free Streets Declaration)」に署名した。参加した都市は、米ロサンゼルス、米シアトル、米オークランド、カナダ・バンクーバー、英ロンドン、仏パリ、伊ミラノ、スペイン・バルセロナ、デンマーク・コペンハーゲン、南アフリカ・ケープタウン、メキシコシティ、エクアドル・キトの市長。東京都は参加していない。
宣言に署名した12都市は4つのことをコミットする。まず、都市道路網での大気汚染量の多い車両数を削減する。また、市政府車両を二酸化炭素排出量ゼロ車両に切り替えるなど範を示す。同時に、徒歩、自動車、公共交通機関の割合を向上させる。そして、自動車会社、交通事業者等と協力し二酸化炭素排出量ゼロ車両への切り替え、都市での車両移動距離も減らす。
各都市は、今後2年ごとに宣言の進捗状況を報告していく。
【参照ページ】Mayors of 12 Pioneering Cities Commit to Create Green and Healthy Streets
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