スイス監査・コンサルティング大手マザー(Mazar)は9月19日、国連のビジネスと人権に関する指導原則(UNGPs)を推進する米NGOのShiftと共同で、人権監査ガイダンス「Assurance Guidance」を発表した。保証ガイダンスは、社内での内部監査業務、社外の第三者人権監査、報告書の第三者保証業務の3者を対象としており、国際的なガイドラインに沿った細かいガイダンスを提供している。
同ガイダンスは、内部監査業務についてIIA(内部監査人協会)のフレームワークに準拠。第三者人権監査では、RCJ(責任ある宝飾品業のための協議会)、ICMM(国際金属・鉱業評議会)、Initiative for Responsible Mining Assurance(IRMA)、Global Network Initiativeのフレームワークに準拠。第三者保証業務では、AA1000AS、ISAE 3000、AT-101に準拠している。
ガイダンスに記載されている内容は、監査や保証業務を実施する上でのプロセス面での内容と具体的なチェック項目。チェック項目(Indicators)については、ExcelやPDFファイル形式で個別にダウンロードできるようになっている。
【参照ページ】New Assurance Guidance Puts Human Rights at the Heart of Corporate Governance Debate
【ガイダンス】UN Guiding Principles Assurance Guidance
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