米エネルギー関連メディアSmart Energy Decisionsは9月13日、全米94社(そのうちフォーチュン500採用企業40社以上)の役員を対象に実施した再生可能エネルギー利用に関する調査結果「Post-Paris: the State of Corporate Renewable Energy Sourcing」を発表した。米国企業が再生可能エネルギー利用にシフトする最大の理由は、コスト削減だということがわかった。
同調査によると、再生可能エネルギーへのシフトのポイントはコストだとした企業の内、60%が過去数年間で再生可能エネルギーへの関心が高まっていると回答した。コスト削減に次いで多かったのは二酸化炭素排出量削減で。企業のイメージ改善、顧客や投資家ニーズへの対応は少なかった。
とりわけ製造業は再生可能エネルギーの採用に積極的なのは製造業。22.2%が再生可能エネルギーの初購入を検討中、36.1%がすでに5回以上の購入を経験、30.6%が2回から5回の購入を経験していると答えた。企業規模比較では、エネルギー消費量の大きい企業の方が再生可能エネルギー採用によるコスト削減に積極的であることもわかった。
【参照ページ】Report: Cost reduction most important driver of increased corporate interest in renewable energy
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