英インパクト・バイアウト投資ファンド大手パラティンは9月12日、同社が投資募集していたプライベート・エクイティ・インパクト投資ファンド「Palatine Private Equity Impact Investing Fund LP」が、目標額の7,500万ポンド(約113億円)を超え、ファンド上限(ハードキャップ)である1億ポンド(約150億円)に達したと発表した。Evercore Private Funds Groupが専属代理店として募集活動を行った。
パラティンは、社会・環境に良いインパクトを与える非公開企業に投資をするインパクト投資会社。2005年に英国で設立され、現在ロンドン、マンチェスター、バーミンガムにオフィスを構えている。
今回のファンド募集では、公的年金基金、財団、ファンド・オブ・ファンズ(FoFs)、個人富裕層等から出資(LP)が集まった。パラティンは今後、最大1,000万ポンド(約15億円)までの案件に投資していく。特に、健康・医療、倫理的消費、ライフスタイル、ウェルビーイング、サーキュラーエコノミー関連の分野に注目している。
【参照ページ】Palatine hits £100m hard-cap on one of the UK’s largest ever Impact buyout funds
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