UL認証で知られる米認証機関UL(Underwriters Laboratories)は9月7日、サウジアラビアの電気機器認証会社GCC Labと合弁で、湾岸諸国の再生可能エネルギー推進のため合弁企業を設立すると発表した。GCC labは、サウジアラビアを含めた湾岸諸国政府も出資する株式会社で、電子機器の検査、認証サービスを提供している。
新会社は、サウジアラビアのダンマームに本社を置き、エジプトを含めた中東諸国で事業を展開する。事業内容は、再生可能エネルギー発電所の運転開始前試験、建設プロジェクトのモニタリング、太陽光発電モジュールの性能試験等。UL認証やIEC(国際電気標準会議)規格の認証サービスも提供する。ULはすでにドバイに事業所を、アブダビに研究所を置いているが、今回GCC Labと合弁会社を設立することで、中東地域での事業基盤を強化する。
サウジアラビアは、2030年までに石油依存からの脱却を目指しており、再生可能エネルギーや原子力発電に可能性を見出している。
【参照ページ】UL and GCC Laboratories Announce Joint Venture to Strengthen the Middle East’s Renewable Energy
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