通信機器世界大手シスコは9月6日、二酸化炭素排出量の新たな削減目標を発表した。2022年までにスコープ1、スコープ2で2007年比60%削減。さらに2022年までに、世界全体の事業利用電力のうち85%を再生可能エネルギーに高める。
同社は目標達成のため、今後5年で4,500万ドルをエネルギー効率向上と再生可能エネルギー分野に投資していく。具体的には、同社事業所300ヶ所以上で省エネプロジェクトや再生可能エネルギー発電を実施してくとともに、電力会社の再生エネルギー発電プログラム、電力購入契約(PPA)、グリーン電力証書を通じた再生可能エネルギー購入比率を高めていく。シスコは、同社のマテリアリティ特定において、気候変動を最も重要な環境課題だと位置づけている。
シスコが二酸化炭素排出量削減の5カ年計画を定めるの今回が3回目。2008年には2012年までに2007年比25%削減を掲げ同年に達成。続いて、2013年に2017年までに2007年比40%削減を掲げ、5,000万米ドルを投下し、2017会計年度で無事に達成した。同社の再生可能エネルギー比率m、2015年には71%、2016年には77%に達している。
【参照ページ】Cisco Announces New Greenhouse Gas Reduction Goals
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