シンガポールの各飲料メーカーは近年、蔓延する糖尿病対策のため、飲料の砂糖含有量を減らす取組を開始している。シンガポール紙StraitTimesが報じた。
シンガポール飲料大手ヨー・ヒャップセン(Yeo’s)の主力商品「菊花茶」は、40%カロリーオフ商品の販売を開始。また、コカ・コーラ・グループのHeaven and Earthは、砂糖入りジャスミン緑茶と並行して、砂糖なしの綾鷹緑茶の販売を開始した。F&Nも、ホームページで全商品の砂糖量の把握と減量に向けた取組を開始する宣言している。各社が販売しているカロリーオフ商品の多くは、シンガポール健康増進委員会(Health Promotion Board)が管理する認証「Healthier Choice Symbol」ラベルが付けられている。
シンガポール政府は、砂糖だけでなく炭水化物についても糖尿病対策を検討しており、近々対応方針を発表する予定。
【参照ページ】National Day Rally 2017: Soft drinks to pack less sugar to cut diabetes risk
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