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【日本】サントリーグループ、FSC認証を取得した商品梱包用段ボール包材を順次採用

 サントリー食品インターナショナルは8月1日、同社の主力商品の一つであるサントリー天然水の商品梱包用段ボール包材で、国際的な森林認証であるFSC認証取得材料を使うことを発表した。今年8月上旬製造分から順次採用する。

 同社は、今年5月に国内飲料メーカーとして初めて段ボールの「FSC-CoC」認証を取得していた。FSC認証は、ドイツ・ボンに本部ぶがある国際NGO森林管理協議会が管理している森林認証で、林業事業者向けの「FM認証」と加工・流通事業者に対する「CoC認証」の2種類がある。FM認証の取得では、土壌・河川・大気汚染や生態系保護といった環境面だけでなく、労働者の権利、先住民の権利、地域社会との関係といった社会面もチェックされる。一方、CoC認証の取得では、FM認証のもとで生産された木材を非認証原材料とは区別して適切に管理することが要求される。

 CoC認証には、段ボール紙、板紙、印刷用紙など約40種類のグループがあるが、同社は今回段ボール紙と板紙で認証を取得した。また、サントリーホールディングスは今後、グループ各社にもこの取組を拡大させる方針。サントリービールは、ノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー コラーゲン」をはじめ「オールフリー」ブランド全体で今年秋以降FSC認証取得段ボール紙を順次採用していく。サントリースピリッツ、サントリーワインインターナショナルでも、国産製品において、FSC認証取得紙製包材を採用していく。

【参照ページ】サントリーグループの国産商品において国際的な森林管理認証「FSC®認証」を取得した紙製包材を順次採用

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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