持続可能な発展を目指すグローバル企業団体、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)と自然資本分野における国際基準策定の自然資本連合(NCC)は7月13日、自然資本プロトコル(NCP)の実施のための新たなツール「Natural Capital Protocol Toolkit」を発表した。同ツールは、様々な機関やNGOが開発してきた自然資本に関するガイドラインや各自然資本の測定手法を一覧できる「まとめサイト」。現在50を超えるガイドラインや測定手法が掲載されている。
NCCが2016年7月に発表した「自然資本プロトコル」は、企業や団体が自然資本の分析・評価を網羅的に行うための標準手順が記載されているが、各自然資本の評価・測定については定義していない。今回のツールは、それを補う役割を果たし、自然資本プロトコルを活用する企業や団体にとって、分析が格段に勧めやすくなった。
【参考】【国際】自然資本連合(NCC)、ついに「自然資本プロトコル」初版を発行(2016年8月1日)
NCCとWBCSDは今後、リストに掲載されているツールの利用データも収集し、普及度合いの公開していきたい考え。
【参照ページ】Launching the Natural Capital Protocol Toolkit, helping business understand its relationship with nature
【ツール】Natural Capital Protocol Toolkit
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