英NGOのShareActionは6月13日、機関投資家の気候変動リスクを調査・報告している英NGOのAsset Owner Disclosure Project(AODP)を吸収合併すると発表した。AODPは毎年主要機関投資家と運用会社の気候変動対応格付を実施しているが、今後はShareActionの中でこの活動を継続していく。
【参考】【ランキング】2017年 AODP「Global Climate 500 Index:グローバル気候500インデックス」(2017年5月9日)
ShareActionは、1990年代に英国大学退職年金基金(USS)にESG投資を呼びかけるキャンペーンとして生まれ、2005年にNGO組織として法人化。以後、機関投資家を始めとする金融機関にESG投資を推進する活動を展開している。一方、AODPは、豪環境NGOClimate Instituteのイニシアチブとして2008年に始まり、2010年に英国のNGO法人となった。
AODPは、ShareActionのリソースを統合することで、活動領域を広げていく。また、AODPも、ShareActionの一部となることで今まで以上に強力に機関投資家に対し気候変動対応を促していけると歓迎している。
【参照ページ】SHAREACTION TO STRENGTHEN FOCUS ON CLIMATE RISK WITH TAKEOVER OF THE ASSET OWNERS DISCLOSURE PROJECT
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