ESG評価機関大手Vigeo Eirisは6月7日、同社が開発した企業評価手法「Equitics」による新興国市場の企業ランキング「Emerging Market 70 Ranking」を発表した。新興国31ヶ国の企業850社以上の中から、上位71社を選定した。
ランキング選定に使用された手法「Equitics」は、ESGに基づく330項目で企業を分析する。除外業種はない。社会的責任に関わる倫理的な問題を抱える企業で、かつ是正措置に関する情報やステークホルダーとの協議事項を公表してい企業については、同社の判断でランキングから除外されることがある。
ランキングに選ばれた71社は、17ヶ国27業種で構成。総従業員数は200万人を超える。ランキング上位企業は、人権、労働慣行、環境、コーポレートガバナンス、企業倫理、本業での社会・環境貢献の項目で高得点を得た。同社は、2018年中旬までに上位100社ランキングを発表する予定。
Emerging Market 70 Ranking 国別数
- ブラジル(11)
- 南アフリカ(9)
- インド(9)
- 台湾(6)
- チリ(5)
- モロッコ(5)
- メキシコ(4)
- コロンビア(4)
- ポーランド(4)
- 韓国(3)
- トルコ(2)
- タイ(2)
- インドネシア(2)
- ロシア(2)
- スペイン(1)
- ハンガリー(1)
- ギリシャ(1)
【参照ページ】Update of the Vigeo Eiris Emerging Market 70 Ranking
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