銀行世界大手仏BNPパリバの財団であるBNPパリバ財団は6月6日、2017年から2019年の間に国際的な気候変動研究プロジェクト8件に対し、同財団のプログラ有無「気候イニシアチブ」から新たに600万ユーロ(約7.5億円)を投じると発表した。BNPパリバ財団は2010年から同イニシアチブプログラムを運営。今回投じる600万ユーロは、南極や熱帯雨林地域での過去の気候変動データ収集や、サンゴ礁への気候変動インパクトの評価、アフリカでの農業用土壌の二酸化炭素吸収ポテンシャルの分析など幅広い分野に投じられる。
BNPパリバ財団は、今回の資金提供を検討するにあたり、2016年からプロジェクトの応募を実施、228プロジェクトが応募していた。過去2010年時の募集では50件、2013年時の募集では65件の応募であったため、それに比べ今回は3倍以上に応募が増えた。今回の応募では、欧州の先進的な研究機関の95%が1件以上を応募するという関心ぶりだった。今回資金提供が決まったプロジェクト8件は、のべ73大学・研究機関、研究者178人が応募したもの。総活動資金は1,440万ユーロで、そのうちの600万ユーロをBNPパリバ財団から得られることになる。
【参照ページ】BNP Paribas Foundation will provide €6 million to advance climate change research
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