気候変動対応を推進する日本企業の連合体、日本気候リーダーズ・パートナーシップ(Japan-CLP)は4月25日、国際環境NGOのThe Climate Group(TCG)とパートナーシップを締結した。The Climate Groupは、現在、再生可能エネルギー100%での事業運営を目指す国際イニシアチブ「RE100」、事業エネルギー効率の倍増を目指す「EP100」を主導。今年末には輸送部門の電化を推進する新たな国際イニシアチブ「EV100」も立ち上げる予定。Japan-CLPは、日本国内で、これらの3つのイニシアチブの普及を実施していく。
Japan-CLPには、現在日本企業約40社が加盟。本部事務局は、東京の公益財団法人地球環境戦略研究機関(IGES)内に置かれている。IGESは、1998年に、日本、オーストラリア、カナダ、中国、インドネシア、ニュージランド、フィリピン、タイ、インドの9ヶ国の環境関連省庁が署名した「地球環境戦略研究機関設立憲章」に基づき、日本に設置された機関。政策研究などを行っている。Japan-CLPの現会長は桜井正光・元リコー社長。リコーは4月21日、日本企業として初めてRE100に加盟した。
【参考】【日本】リコー、2050年までにCO2排出量ゼロの目標設定。日本企業初RE100加盟(2017年4月29日)
【参照ページ】Japan-CLP、クライメイト・グループとのパートナーシップを締結
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