金融情報世界大手ブルームバーグは4月21日、2016年度のサステナビリティ報告書「2016 Impact Report」を発表した。同社はサステナビリティ・プログラム「BCause」を掲げ、持続可能なビジネス・金融の推進、慈善活動・エンゲージメント、ダイバーシティ、ウェルネスの分野で2013年に「2020年目標」を設定。今回の報告書では、現状とともに2020年目標達成に向けての進捗状況の発表も行っている。
ブルームバーグの主な2020年目標と2016年の達成状況
テーマ | 2020年目標 | 2016年達成状況 |
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BCauseプログラムを展開する主要拠点数 | 17 | 17 |
2つ以上のBCauseプログラムに参加する従業員割合 | 75% | 49% |
1つ以上のBCauseプログラムに参加する従業員割合 | 90% | 90% |
プロボノ活動「Impact Accelerator」を実施する主要拠点数 | 17 | 20 |
Impact Accelerator完了プロジェクト数 | 50 | 30 |
「持続可能な金融」サービス提供を実現したアセットクラス数 | 7 | 2(株と債券) |
二酸化炭素排出量削減(2007年比) | 20% | -2.6% |
ROI | 20% | 65% |
再生可能エネルギー調達割合 | 35% | 1.6% | 74% |
ブルームバーグの2016年のハイライト
- 環境・社会・ガバナンス(ESG)データを使用する顧客数が2012年比で2倍以上に増加
- 世界主要金融機関のジェンダー平等を評価する指標「Bloomberg Financial Services Gender Equality Index(BFGEI)」をリリース
- 従業員11,000人が、世界74都市1,700団体で合計123,730時間のボランティアに従事
- 人権キャンペーン財団の「働きがいのある会社」LGBT平等部門に入賞
- 同社が建設した太陽光発電所2ヶ所、風力発電所1ヶ所が稼働開始
【参照ページ】Bloomberg Publishes 2016 Impact Report
【報告書】2016 Impact Report
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