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【日本】経済産業省、2017年度のFIT買取価格を発表。地熱、洋上風力、超小型水力以外は総じて低下

 経済産業省は3月14日、2017年度の再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の新規参入者向け買取価格を発表した。

 太陽光発電は、10kW未満の住宅用、10kW以上2,000kW未満の中型非住宅用、2,000kW以上の大型非住宅用の3つに分類されている。まず、住宅用については、ダブル発電型ではない従来型のものは3円低下。ダブル発電型は昨年価格が維持される。中型非住宅用は、同じく3円低下。大型非住宅用は、法令による一律の価格設定から入札制に移行。落札した価格が買取価格となるため、売電競争が激しくなれば価格が大きく下がることになる。

 風力発電は、陸上風力のうち20kW未満の小型のものは昨年と同じ。一方、20kW以上のものは1円下がる。また今年度から新規設置ではないリプレース型のものについても価格が定められ、新規設置に対して3円低く設定された。今後大きな成長が期待される洋上風力は価格が維持された。

 地熱発電は、15,000未満の小型、15,000kW以上の大型ともに、価格維持となった。また今年度からはリプレース型のものについても価格が定められた。

 水力発電は、発電容量による区分分けが行われ、1,000kW以上5,000kW未満の超小型タイプは3円アップ、5,000kW以上30,000kW未満のものは4円下がった。既設導水路活用型でも、1,000kW以上5,000kW未満の超小型タイプは1円アップ。5,000kW以上30,000kW未満のものは3円ダウンとなった。

 バイオマス発電は、木質バイオマスや農作物廃棄物等を原料とする主流タイプは、20,000kW以上のものと、それ未満のものに区分分けされ、大型は3円ダウン、小型は価格維持となった。それ以外を原料とするものも価格は維持。

【参照ページ】再生可能エネルギーの平成29年度の買取価格・賦課金単価等を決定しました

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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