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【国際】BSCIとSedexが提携。持続可能なサプライチェーン構築に向け協働

collaboration

 倫理的なサプライチェーンデータを管理・共有する国際NGOのSedex(本部:英国ロンドン)と、「自由で持続可能な貿易」イニシアティブを推進する国際NGOのBSCI(本部:ベルギー・ブリュッセル)は5月26日、持続可能な取り組みを推進するためのプロジェクトとプログラムを共同開発するため提携した。SedexとBSCIは、持続可能なサプライチェーンの分野で監査サービスや認証を提供しており、日本企業でも両機関の監査を受けているところは少なくない。両機関は、この提携を通じて、サプライチェーンの情報共有や戦略構築を強化、それぞれの加盟企業に対してより質の高いサービスを提供していく。

 発表の中で強化を表明した分野は、

  • 人身売買の防止:人身売買を防止するために国際的なブランド大手と小売業者の間で協力体制を構築
  • 能力構築活動の共有:BSCIはSedex加盟企業にBSCI研修サービスを提供
  • 労働慣行の改善:職場における継続的な労働慣行改善で共同歩調
  • 監査品質基準の開発:サステナビリティ監査基準を共同開発
  • データ協働:両機関の保有データを共有し、共通のデータベースを開発
  • ワーキンググループ間の協力:両機関のリーダーシップ企業の協働を促進

 BSCIとSedexの最近の取り組みとしては、Sedexは世界最大のサプライチェーンにおけるデータ共有プラットフォームである「Sedex Advance」を公表し、利用者は世界150カ国以上38,000人を超えるまでに拡大している。またBSCIは、責任あるビジネス慣習の育成モデルである「BSCI 2.0 system」を更新し、世界1,800企業と28,000もの生産者に対してオンライン上での学習機会を提供している。

【参照ページ】BSCI and Sedex in Ground-breaking New Collaboration

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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