世界的な市場調査企業Transparency Market Researchは4月14日、「Environmental Health & Safety (EHS) Market - Global Industry Analysis, Size, Share, Growth, Trends and Forecast 2016-2024」という市場分析レポートを発表した。この報告書によると、環境・労働安全衛生(EHS)関連市場は2016年から2024年までの間に、30億900万ドルから83億1,510万ドルに拡大し、年平均成長率は12.0%となると予測した。
EHS市場の中でも特に伸びると見られている分野はソフトウェア産業。品質・リスクアセスメント、データアナリシス、コストマネジメント、環境コンプライアンス、エネルギーマネジメント、炭素マネジメントなどの分野でITニーズが盛り上がってくるという。さらに、成長する関連産業としては、コンサルティング、プロジェクトマネージメント、分析、トレーニング、戦略導入、監査、認証なども挙げられている。背景としては政府による規制強化の影響が大きいと分析した。EHS市場の売上の現状としては、全地域に渡って監査サービスが最も大きなシェアを占めている。
今後の見通しでは、北米がEHSにとって最も大きな市場となり、グローバルでのEHS市場を独占すると予想されている。2015年時点では、EHSのグローバル市場における北米の売上の約32%。今後、EHSソリューションの分野で北米から巨大なプレーヤーが誕生するかもしれない。
【参照ページ】Environmental Health & Safety (EHS) Market - Global Industry Analysis, Size, Share, Growth, Trends and Forecast 2016-2024
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