サステナビリティ報告に関する国際ガイドラインのGRIは2月16日、新たにグローバルのマルチステークホルダーネットワークプログラム、GRI GOLDコミュニティを開始すると公表した。同プログラム市民セクターや企業、仲裁機関、政府間組織など69ヶ国、550以上の多様な企業や組織が参加するという。
GLODコミュニティの会員組織らは既にGRIのサステナビリティ・レポーティング2025プロジェクトを通じて将来のサステナビリティを形作る上で重要な役割を果たしているが、GOLDコミュニティではサステナビリティに関する最新のインサイトやトレンドをキャッチアップできる機会が提供されるという。
プログラム名となっているGOLDの文字にはそれぞれ意味があり、G(Gateways to networking & collaboration:GRIゴールド・ラウンドテーブル・シリーズなどのネットワーク・協働に向けた入口)、O(Opportunities for profiling & visibility:GRIのFeatured Reports Serviceへのアクセスなどプロファイリング・可視化への機会)、L(Leading edge knowledge & insights:G4 Forefrontプログラムなど最先端の知識・インサイトへ)、D(Dedicated services & support:G4レポートに対するAlignment Serviceなど献身的なサービス・支援)を表している。
GRIにて代表を務める Michael Meehan氏は、「GOLDコミュニティプログラムは、先頭に立ってGRIがサステナビリティの将来を形作る手助けをしてくれている組織らによって構成されている。GOLDコミュニティの会員はGRIのグローバルネットワークの中核であり、彼らの参加は、我々がミッションを達成する上で重要な役割を担っている。昨年のポスト2015開発アジェンダおよびCOP21における野心的な合意を受けて、産業界はより持続可能な世界の実現に受けて行動を起こすことが求められている。GRIゴールドコミュニティは、会員らがこれらの重要な目標の支援に向けてサステナビリティ情報の本当の価値を解き放つ手助けとなるだろう」と語った。
GRIゴールドコミュニティの会員は、3月18日~20日にかけてオランダアムステルダムで開催されるGRIグローバル・カンファレンスにおいて初めて一堂に会する予定となっている。同カンファレンスでは会員限定のセッションやネットワーキング機会などが用意されるとのことだ。
【参照リリース】GRI launches GOLD Community to shape the future of sustainability
【団体サイト】Global Reporting Initiative
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