米ファストフードチェーン大手のサブウェイは10月1日、同社の責任ある事業展開に向けた取り組みの一環として、全ての新店および改装店にLED照明を標準装備すると発表した。
サブウェイは2014年に一部店舗にLED照明を導入した結果、約2000世帯の年間電力消費用に相当する2190万キロワット時の電力節減に成功した。今回の発表はその取り組みを今後の新店および改装店の全店舗に適用するものだ。
同社は他にも環境に配慮した店舗であることを示す「Eco-Restaurant(エコレストラン)」認定店舗数の拡大に取り組んでおり、店舗のグリーン化を進めるフランチャイズ店舗の数も増えている。
サブウェイのCSR最高担当者を務めるElizabeth Stewart氏は「水や廃棄物の節減からエネルギー効率の高い設備の利用まで、我々のフランチャイジーは店舗をより環境に優しくするための工夫を惜しまない。まだ改善の余地は大いにあるものの、各店舗における一つ一つの取り組みが我々を一歩ずつサステナビリティ目標の達成に近づけている」と語った。
同社は環境に配慮したレストランチェーンへの歩みを着実に進めている。全店舗において水道栓の水圧を高めることで年間2億7700万ガロンの節水を実現しているほか、北米の店舗の大部分ではリサイクル可能な包装を使用し、さらに100%リサイクル繊維でできたナプキンも限定で提供している。また、2014年にはサラダボウルとフタにリサイクルプラスチックボトルを使用することで1億4100万ボトルの廃棄削減を実現した。
【参照リリース】SUBWAY® Introduces New Sustainability Efforts As Part Of Ongoing Environmental Commitment
【企業サイト】Subway
(※写真提供:Tupungato / Shutterstock.com)
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