バレンシア市は8月8日、日産の新型電気自動車タクシー「e-NV200」をバレンシア市の次世代タクシーとして本格導入した。バレンシア市では、市議会のサステナビリティモビリティ及び公共空間委員会が中心となって電気自動車タクシーの検討を進め、日産e-NV200を選定。この日、バレンシアタクシー協同組合主催の記念式典が行われ、お披露目となった。
e-NV200は100%電気エネルギーで走行する電気自動車で、生産は全てスペインで行われている。すでに米ニューヨーク市でも導入が決定し、ワゴン型電気自動車タクシーという新たな市場を創りだすと期待されている商品。バレンシアでも、大気汚染や騒音問題の軽減するため今回の導入が決まった。スペイン国内でもすでにマドリード、バルセロナ、ビルバオで採用されており、今回これにバレンシアが加わることになる。生産拠点のあるスペインで導入が一気に加速している。また、e-NV200以外でも、ワゴン型電気自動車エヴァリアの導入も検討されている。こちらは7人乗りのワゴンで、トランクスペースが443リットル、中部・後部座席を折りたためば約3立法メートルの空間となり、ファミリー向けのシャトルサービスとして活用される見込み。スペインでは電気自動車タクシーの普及が進む。
【参照リリース】Nissan Almenar entrega el primer ecotaxi 100 % eléctrico de la Comunitat Valenciana
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