ジーンズメーカー大手のリーバイスが、NGOと提携によるユニークなキャンペーンを展開している。世界の水問題に取り組む国際NGOのウォーターエイドジャパンとリーバイ・ストラウス ジャパン(以下、リーバイス)は5月9日、リーバイスが実施するCSRプログラム"LEVI’S FOREVER BLUE."を通じた寄付により、東ティモールにて安全な水と衛生設備を届けるプロジェクトを実施すると発表した。
"LEVI’S FOREVER BLUE." は、リーバイスが展開するジーンズ回収プログラムだ。同社は6月12日(金)まで、リーバイスストアならびに郵送にて着用しなくなったジーンズの回収を実施する。同社は回収されたジーンズを活用して5月23日、24日に開催予定のGREENROOM FESTIVAL’15においてジーンズ 1 本から5 個のトートバッグをリメイクするワークショップを実施、トートバッグはその場で発売され、売上全額の全てがウォーターエイドへと寄付されるという。
なお、寄付金は、アジア最貧国の1つで全人口の3分の1が不衛生な水を使わざるをえない状況にある東ティモールにおいて安全な水と衛生設備を届けるプロジェクトに活用される予定だ。
また、リーバイスは同プログラムの実施に合わせ、日本では簡単に手に入る水が途上国では数時間に及ぶ距離の先にしかないという事実を日本の人々に実感してもらうべく、その水くみの道中を体感できるキャンペーンサイトを制作、公開している。
近年、リーバイスは重要な水資源の課題に積極的に取り組んでおり、製造過程で使用する水の量を大幅に減らしたLevi’s Water<Less(ウォーターレス)コレクションを2011年に発表している。興味がある方はぜひ下記からキャンペーンや寄付に参加してみてほしい。
【キャンペーンサイト】LEVI’S FOREVER BLUE.
【団体サイト】WaterAid Japan
【団体サイト】WaterAid Japan
【参考サイト】GREENROOM FESTIVAL’15
(※写真提供:NorGal / Shutterstock.com)
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