PRI(国連責任投資原則)は4月30日、中間選挙(理事のポストに空きができたための臨時選挙)の実施およびPRI理事会による推奨候補としてJSIF(NPO法人社会的責任投資フォーラム)会長の荒井勝氏を推すことを発表した。
今回の選挙はInvestment Managerの理事2席のうち1席に空きができたため実施されるものだ。PRI署名機関のInvestment ManagerのCEO/CIO、あるいは元CEO/CIOが候補者資格を持ち、中間選挙では理事会が候補者を推奨することができる。
理事会は2015-18の戦略として、アジアにおけるプレゼンスを高める計画があり、アジアでの専門知識を有する者を理事会に加えたいとの考えから、PRI署名機関でInvestment Managerであり、大和投資信託の元CIOでもある荒井勝氏を推薦することを決定した。
PRI署名機関のInvestment Managerは荒井氏の他にも候補者の推薦が行うことができ、受付期間は5月20まで。選挙は5月25日から始まり、6月22日に結果が発表される。
荒井氏が理事に選出されれば、日本・アジアから初めての理事となる。今回の選挙では署名機関であるInvestment Managerのみが投票権を持つが、日本以外のInvestment Managerも投票権がある。詳細は下記から。
【参考サイト】PRI Board calls for nominations for mid-term election
【参考サイト】PRI Board 2015 mid-term election
【機関サイト】PRI
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