戦略コンサルティング大手のアクセンチュアは3月31日、2014年度のコーポレート・シティズンシップ報告書"Making a Measurable Difference"を公表した。同報告書には、2020年までの目標や人々の生活向上、環境保護に関する同社の取り組みがまとめられている。
同報告書によれば、アクセンチュアは同社が他社と協働して展開している"Skill to Succeed"イニシアチブを通じて、2020年度までに300万人以上の人々に対し、就職、起業に必要なスキル習得機会を提供するという目標を掲げている。
同イニシアチブの一環として、同社はスキル開発プログラムから持続可能な雇用、ビジネスにいたるまで、個人のキャリア支援に積極的に取り組むとともに、世界の失業率ギャップを埋めるために様々な業界の組織と連携しながら大規模で持続可能なソリューションの構築を目指す。2011年以降、既にアクセンチュアは80万人以上の人々に対して就職、起業に必要なスキルの習得を支援してきた。
アクセンチュアの会長兼CEOを務めるPierre Nanterme氏は「我々の世界はかつてないほどのペースで動いており、地政学的変化、不安定な市場、激化した競争などが未曾有の変化を起こしている。このような環境においては、我々のコミュニティにより深遠で測定可能な変化を生むために顧客、サプライヤー、パートナーと協働することがとても重要であることを理解している」と語った。
また、同社は2020年度までに従業員1人当たりのCO2排出量を2007年度比で50%削減するという目標を掲げている。同社はこれまでのCO2排出削減の取り組みにより2007年度から2014年度まで約200万トンのCO2排出削減を実現している。さらに、今回の報告書では、同社およびサプライヤー企業におけるインクルージョン、ダイバーシティに関する目標も掲げられている。より詳細について知りたいかは下記からダウンロードして確認していただきたい。
【レポートダウンロード】Making a Measurable Difference
【参考ページ】Skill to Succeed
【企業サイト】Accenture
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