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【アメリカ】ターゲット、サステナブル商品の販売で売上拡大

 米小売大手のターゲット社が、サステナブルな商品の販売で大きく売上を伸ばしている。同社がオーガニックでサステナブルなブランドの商品だけを選りすぐった"Made to Matter"という商品シリーズが、その品質の高さや健康面への配慮、手頃な価格などを理由に、2014年の販売開始から人気を博しているのだ。

 同社は先月、"Made to Matter"シリーズの商品数を約2倍の200以上に増やし、魅力的な商品ラインナップを揃えたと発表した。商品の中には社会性の高い事業展開で有名なBen & Jerry’sのアイスクリームなども含まれる。同社はさらなる売上拡大を目指しており、2015年の売上は実に10億ドルを見込んでいる。

 同社のMD・サプライチェーン責任者を務めるKathee Tesija氏は"Made to Matter"シリーズの成功について、「お客様にとって大切なことは我々にとっても大切なことだ。お客様はより良い商品、地球により優しい商品を求めており、我々の調査は、お客様は購入するブランドに対して信頼性や透明性を求めていることを示している。"Made to Matter"シリーズの商品が大成功しているのは、常に変化し続けるお客様のニーズに我々ターゲット社しかできない方法で応え続けるアプローチが功を奏しているからだ」と語る。

 "Made to Matter"シリーズは進化を続けており、今後も4月、7月、9月に新商品の販売が予定されているとのことだ。より地球にも自身にも良いサステナブルな商品を購入したいという顧客の要望にいかに応えながら売上を伸ばせるか、ターゲット社の成功例に注目が集まる。

【企業サイト】Target
【参考サイト】Made to Matter

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