日本で唯一!環境や人・社会のためにもなる商品・サービスが対象
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会(東京都中央区、会長:江口 泰広)は、優れたソーシャルプロダクツを表彰する日本で唯一となる制度「ソーシャルプロダクツ・アワード2015」のエントリー受付を10月1日に開始します。応募対象は、食品やアパレル、雑貨から、化粧品、旅行、金融商品に至るまで、なんらかの社会性(環境、人、社会への配慮)を持つあらゆるものです。
一昨年、昨年のソーシャルプロダクツ・アワードでは、「社会性×商品性」という新しい視点で選ばれたこれまでにない商品・サービスが受賞対象となっており、次代の消費を喚起するものとして高い評価を受けました(http://www.apsp.or.jp/spa2013/、http://www.apsp.or.jp/spa2014/)。生活者の社会的意識が高まる中、三回目となる今回もユニークなソーシャルプロダクツを募集します。
※ソーシャルプロダクツについての詳細は、下記URLをご参照ください。
http://www.apsp.or.jp/about_sp/
ソーシャルプロダクツ・アワード(SPA)とは
SPAは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会の実現を目的とした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツを表彰する制度です。優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。
ソーシャルプロダクツの普及が必要な背景
環境や貧困、地域の活力低下や食の安全・安心の問題など、様々な社会的課題が顕在化する中、その緩和や解決は、もはや特定の団体や個人の力だけではできず、多くの生活者や企業の継続的な参加と関与が必要です。ソーシャルプロダクツは、特別なものではなく、日常の商品やサービスに社会性(環境、人、社会への配慮)が加わったものであることから、多くの生活者、企業が無理なく参加することにより、社会的課題の緩和・解決に貢献することが可能です。
ソーシャルプロダクツ・アワードの特徴
1.「社会性」として、環境だけでなく人(社会的弱者)や社会(地域、伝統)への配慮も評価
環境負荷低減は今日の商品・サービス、企業の事業活動には欠くことのできない重要な要素です。ただ、原材料の調達から製造、流通、消費、廃棄にいたる商品・サービスのライフサイクルにおける影響は、環境以外の様々な人や社会にも及んでいます。例えば、製造に関わる労働者の人権や原材料の調達地の経済への影響など。近年では、そうした影響に対する配慮を商品・サービスの社会的価値として評価する生活者が増えてきています。そこでSPAでは、環境配慮以外の社会性も幅広く評価します。
2.「社会性」のみならず、品質や機能、デザインといった「商品性」も評価
商品やサービスの社会的側面(環境や人、社会への配慮)がいかに優れていようとも、生活者がその商品・サービスの品質、機能、デザインといった「商品性」に満足できなければ、それを選択し、利用し続けてもらうことはできません。多くの生活者にソーシャルプロダクツを利用してもらう上での重要な要素として、SPAでは「商品性」も評価します。
3.「社会性」「商品性」に加えて、商品・サービスに付随する「ストーリー・仕組み」も評価
当該商品・サービスの開発に至った背景や思い、その普及を通して実現したい社会の姿などは、商品そのものと違って、これまで十分に光が当てられることはありませんでした。ただそれらは、生活者にしっかりと届いた時には、価値として評価されるものです。そこでSPAでは、商品・サービスの持つストーリーや、目指す社会を実現するための独自の仕組みなども評価します。
4.有識者のみならず一般生活者も審査に参加
これまでアワードといえば、有識者の間だけで評価されることが多くありましたが、商品・サービスの評価においては、一般の生活者の視点も非常に重要です。SPAでは有識者だけでなく、生活者の視点も評価に取り入れ、真に生活者に支持されるソーシャルプロダクツに光を当てます。
開催概要
主催
一般社団法人 ソーシャルプロダクツ普及推進協会
内容
ソーシャルプロダクツの普及・推進を目的に設けられた日本初・唯一の表彰制度
応募期間
2014年10月1日?2014年12月5日
応募対象
食品やアパレル、雑貨、化粧品から、家電製品、住宅、旅行、金融商品に至るまで、なんらかの社会性を持つあらゆる商品およびサービス。
ただし
- 生活者が、商品やサービスの購入・利用を通してより良い社会づくりへの参加・貢献が可能となるもの
- 一般生活者向け(BtoC)の商品・サービスであること
- 売上の一部を環境や復興支援を含む社会的活動に寄付する商品・サービスも対象
審査方法
一次審査と二次審査の二段階で構成され、一次では環境や人・社会に対する配慮として「社会性」(書類審査)を、二次では一次審査を通過したものに対して、社会性を考慮しながらデザイン、機能や品質などの「商品性」(実物審査)を、有識者や専門家が審査します。さらに、公募によって選ばれた一般の生活者も、生活者の視点から社会性や商品性を審査します。二次審査を通過した商品・サービスにはソーシャルプロダクツ賞が授与され、その中でも特に優れた商品・サービスには大賞および特別賞が贈られます。
審査員
一次審査員
審査員長
神原 理 (専修大学商学部 教授、ソーシャルプロダクツ普及推進協会 理事)
副審査員長
渡辺 龍也 (東京経済大学現代法学部 教授)
審査員(五十音順)
青山 雄二 (特定非営利活動法人NEWSED PROJECT 理事/プロデューサー)
河口 真理子(株式会社大和総研 調査本部 主席研究員)
腰塚 安菜 (オーガニックライフスタイリスト)
町井 則雄 (公益財団法人日本財団 経営支援グループ CSR企画推進チームリーダー)
三柴 淳一 (国際環境NGO FoE Japan 事務局長)
水上 武彦 (株式会社クレアン CSV/シェアード・バリューコンサルタント)
二次審査員
審査員長
江口 泰広 (学習院女子大学国際文化交流学部 教授、ソーシャルプロダクツ普及推進協会 会長)
副審査員長
白鳥 和生 (消費生活アドバイザー)
審査員(五十音順)
井手 ゆい (株式会社CCCメディアハウス Pen編集部)
遠藤 祐子 (株式会社メディアジーン マイロハス編集部 編集長)
神原 理 (専修大学商学部 教授、ソーシャルプロダクツ普及推進協会 理事)
末吉 里花 (フリーアナウンサー、フェアトレードコンシェルジュ、エシカルコーディネーター)
名児耶 秀美 (アッシュコンセプト株式会社 代表取締役、デザインプロデューサー)
他 調整中
賞の種類
- 大賞
- 特別賞(優秀賞、生活者審査員賞など複数)
- ソーシャルプロダクツ賞
審査料
アワード審査料(一次)NPO:5,400円/1点
上記以外:10,800円/1点
アワード審査料(二次)NPO:27,000円/1点
上記以外:54,000円/1点
※いずれも税込。二次審査通過時の展示会費、カタログ制作費等を含みます。
スケジュール
- 応募受付期間:2014年10月1日?2014年12月5日
- 一次審査期間:2014年12月9日?2014年12月18日
- 二次審査期間:2015年1月15日?2015年1月23日
- ソーシャルプロダクツ賞の発表:2015年2月上旬
- 大賞・特別賞審査期間:2015年2月上旬?中旬
- 大賞・特別賞の発表、表彰式:2015年3月上旬
展示会
- 期間:2015年3月上旬?中旬
- 会場:LIFE CREATION SPACE OVE南青山(東京)および中之島(大阪)
- http://www.ove-web.com/
- ※ソーシャルプロダクツ賞を受賞した商品・サービスの展示(入場無料)。
SPAマーク
大賞、特別賞、ソーシャルプロダクツ賞を受賞した商品・サービスは、商品性と社会性が高いレベルで調和している証として「SPAマーク」を掲示することが可能です(有料)。
ソーシャルプロダクツ・アワード詳細および申込方法
下記、公式ページよりご確認ください。
http://www.apsp.or.jp/spa/
ソーシャルプロダクツ・アワード2014受賞商品・サービスについて
過去の受賞商品・サービスの一覧は、下記ページよりご覧いただけます。
http://www.apsp.or.jp/spa2014/
本件に関するお問い合わせ
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会 事務局
担当:板坂 itasaka@apsp.or.jp / 中間 nakama@apsp.or.jp
電話:03-3248-5755
ソーシャルプロダクツとは
エコ(環境配慮)、オーガニック、フェアトレード、寄付(売上の一部を通じた寄付)、地域の活力向上、伝統の継承、障がい者支援、復興支援など、環境や人、社会への配慮を持った商品・サービスの総称で、生活者が購入や利用を通じて、より良い社会づくりへの参加や貢献が可能となるもの。
ソーシャルプロダクツ普及推進協会とは
「ソーシャルプロダクツ」の普及・推進を通じて、生活者や企業などと共に、持続可能な社会の実現を目指す非営利の組織。
協会概要
- 名称:一般社団法人 ソ?シャルプロダクツ普及推進協会(APSP)
- 設立:2012年7月
- 所在地:東京都中央区銀座5-12-5 白鶴ビル3F
- 会長:江口泰広(学習院女子大学国際文化交流学部教授)
- URL:http://www.apsp.or.jp
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