サステナビリティ・環境分野における第三者認証・監査のリーディングカンパニーSCS Global Service(以下、SCS)は8月22日、同社のRecycled Content Certification基準をバージョン7.0に更新したと発表した。
SCSのRecycled Content Certificationプログラムは1990年以降、製造企業の天然資源保護へのコミットメントやサステナビリティ目標の設定、リサイクル製品の納入先規格への対応を手助けしてきた。SCSのKingfisher Recycled Contentラベルは、繊維やカーペット、包装、インテリア商品、木製品や紙製品、断熱材や宝石、金属など幅広い製品に適用されてきた。
SCSのRecycled Content Certificationは、リサイクル素材が証明可能な資源由来であること、適切なトレーサビリティ手順が用意されていること、製造データが最終製品のリサイクル物質に関する正確な要件を提示していることを保証している。
今回更新されたバージョン7.0のSCS Recycled Content基準では下記が新たに追加された。
- リサイクル原材料を含む素材又は製品のための新たな"made with"認証オプションの開始
- 素材検証プロセスをより改善・効率化するためのベンダー選定に関する新基準の追加
- これまでRecycled Content基準の下にあったReclaimed Silvicultural Fiber(木製品、木質繊維製品などを含む)要件が、SCS Natural Resourcesチームによって開発された新たな認証プログラムに置き換えられる予定
- リサイクル貴金属や3T金属(スズ・タングステン・タンタル)について、製造企業は"Know Your Customer"手順を実行したことを証明する
SCSにて素材サービス・マネジャーを務めるAlicia Godlove氏は、今回の更新に際し「Recycled Content Certificationは、SCSのフラッグシップとなる認証プログラムだ。今回新たに更新された基準は、我々の顧客やステークホルダーからの声を踏まえた重要な変更が含まれており、SCSのリサイクル製品認証機関としての地位確立につながるだろう」と述べた。
バージョン7.0 のRecycled Content Standardは下記URLから閲覧可能だ。
【ダウンロード】The V 7.0 Recycled Content Standard
【企業サイト】SCS Global Services
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