Conflict-Free Sourcing Initiative (CFSI) は、4月10日に、紛争鉱物管理のためのレポートフォーマットである(CMRT)の新バージョン、CMRT3.0を発表した。現行のCMRT2.03a からCMRT3.0に更新されるにあたり、IPC標準規格にも準拠。産業横断的なツールとして、サプライチェーンにおける情報管理が容易になることが期待される。
CMRT3.0の発行者であるCFSIは、紛争鉱物ソーシングに関するプログラムや文書など幅広いツールや情報を提供している。2008年に設立されて以来、7業界から150以上の企業が参加。鉱物紛争問題についての定期的なワークショップを開催するなど、主要な市民社会活動機関や政府に対するアドボカシー活動も行っている。CMRTは、すでに世界中の企業にとって、商品の原材料と及び製錬・精製業者の情報を集める上で、極めて重要なツールとなっている。様々なレベルの情報が規格化されて集められることで、サプライヤーを十分な情報を得た上で選択ができるようになる。
またCMRT3.0では、製錬・精製業者のリストも更新された。CMRTは様々な業界の企業企業によって改良され、数か国語に翻訳されており、CFSIのウェブサイトから無料でダウンロードできる。
【ダウンロードサイド】CFSI
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら