Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【イギリス】サステナビリティ意識の高い文化を組織に定着させるための方策

uk-people

サステナビリティ関連情報提供大手のイギリスEthical Corporationは、「サステナビリティ意識の高い組織文化の創造」に関するウェビナーを開催し、581名のCSR実務家と1時間に渡る深い議論を行った。ウェビナーの中で実施された調査で、75%以上の回答者が、従業員の組織文化においてサステナビリティ意識が根付いていないと回答。この問題についてどう解決していくかということが話し合われた。

組織文化にサステナビリティ意識が定着しない理由について、41%の人が「経営陣からの賛同を得ることが最も難しい」と回答。この状況について、スコットランド王立銀行のサステナビリティ部門トップAndrew Caveは、「各経営陣が各部門、各エリアにバラバラになってしまっており、良いアイデアが日の目を見ることが難しくなってしまっている。関係者全員をまとめあげる精力が要求される。」と問題の背景について語った。

この組織文化定着への解決として、アルカテル・ルーセントのサステナビリティ部門トップChristine Diamenteは、「経営陣からの賛同を得る方法は、従業員からの賛同を獲得することだ。サステナビリティとは何かを従業員が理解できるような明確なフレームワークを作り、優先順位、価値定義及びKPIの設定をしなければならない」と従業員教育の必要性を強調した。

一方、経営陣と従業員双方からの賛同を獲得する方法として、イギリスの大手スーパーチェーンSainsbury'sのサステナビリティ部門トップSarah Ellisは顧客視点が突破口となると提言。「顧客視点を持つことで、従業員を説得し、経営陣の賛同を得ることができ、顧客と事業にとって重要な領域で正しいガイドラインを設定する自信が持てる」と述べた。

【企業サイト】Ethical Corporation

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。