洗剤・コスメティックメーカーのP&Gが、第15回サスティナビリティレポートを発表した。
本年度報告書はP&Gのこれまでの世界中の人々がより良い生活を送るために行ってきたサスティナビリティーへの取り組みの結果と2020年度までに達成するべき社会に対する貢献の公約が記載されている。エネルギーコストの削減を主としたレポートの要旨は以下の通り。
- 資源消費の抑制、環境へのダメージの削減
水消費量、二酸化炭素排出量を削減。 - 廃棄物を再利用、新エネルギーとして利活用
廃材をリサイクルして活用することにより、無駄を削減。 - 社会組織への投資・運動の活発化
人々の生活を向上させるためのサポートを積極的に行った。
今回のレポートを受け、サスティナビリティ副部門長であるレン・ソーサーズは、サステナビリティ向上までの具体的な数値目標を設定することで、社会や環境に対して良い影響を与えていくだけでなく、我々自身の売上や利益を拡大していくための良いアイデアをたくさん生むことにもつながっている、と述べている。さらに、同氏は、同社のサステナビリティ施策が数多くのパートナー企業とともに実行されていることも強調した。ソーサーズ氏のコメントから、P&Gがパートナーとともに大きな目標に取り組んでいる姿が見て取れる。「サステナビリティ」と「企業利益」のどちらを優先するのか、というような禅問答は、P&Gにとっては無縁のようだ。
【企業サイト】P&G
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