在上海アメリカ商工会議所が、11月1日上海で「2013年度CSR会議」を開催した。尚、本年度のテーマは「企業が果たすべき社会的責任と中国での成功」となっている。以下は会議の要旨。
経済の仕組みの変化、新しい政治、その他経済的要素により中国でのCSR(企業が社会に果たすべき責任)の展開が変わりつつある。社会の望む利益と、企業の求める収益を一致させるための取り組みを行う必要性がでてきた。上海商工会議所のケネス・ジャレット会頭は「中国がCSRを果たし持続可能な成長を意識すれば、国内の成長だけでなく社会全体の生活の質が向上する」と語った。他にもパネリストたちは中国に進出した企業がどのようにCSR戦略を国内向けにローカライズして再構築するか議論が行われた。
会議には中国清華大学の客員教授もスピーチを行い、習近平政権の誕生後、党・政府が政策変更を行い、企業の社会的責任を強調するようになってきていると述べた。発展を続ける中国社会で、企業が果たす社会的、環境的役割に対して共産党が敏感になってきている。
【商工会議所サイト】AmCham Shanghai
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら