世界屈指の金融機関、モルガン・スタンレー(MS)の会長兼CEOジェームス・ゴーマン氏は、持続可能な未来の投資にかかわる研究所を設立すると発表した。
同氏は研究所の設立目的として、以下の2点を挙げた。
- 未来志向の「変革投資」の機会を拡大すること
現在のクライアントが求めるのは持続可能性に焦点を当てた金融商品や投資。対象は、環境分野のみならずヘルスケア分野や住宅など「生活環境の質」にプラスを与えるもの。MSは顧客の戦略的パートナーになることで彼らの需要にこたえる。 - それを担う画期的なリーダー人材を育成すること
こうした未来思考に拠って立つリーダーを育成するプロジェクトの確立。毎年コロンビア・ビジネス・スクールでフェローシッププログラムを始める予定。
MSは、これまで資本市場においてを政府・投資家・企業を結ぶ強い関係と社会づくりに貢献してきた。本研究所の設立は、資本市場にさらなる成長に欠かせない社会の安定と長期的な連携を、モルガン・スタンレー自身が模索していく一歩となる。
【研究所サイト】Institute for Sustainable Investing
【企業サイト】モルガン・スタンレー
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