イギリスのSustainableBusiness.comは、ビジネス上で環境に配慮する方法を提案した。
SustainableBusiness.comは、企業向けに環境に配慮する方法を同社のウェブサイト上へ掲載した。内容は、完璧な環境配慮を行っているオフィススペースを発見することは困難だという。しかし以下のような取り組みで環境に配慮することが可能だと述べている。
- 移動は可能な限り公共機関を利用する
公共機関を積極的に活用すれば個人あたりが消費するガソリンが減るので結果、排出二酸化炭素を削減する。この取り組みはオフィスが都市部中心な程、効果を発揮する。 - ヴァーチャルオフィスを積極的に利用する
ヴァーチャルオフィスを積極的に活用すればオフィスを維持する必要がなくなり、自宅でも仕事が可能になるので業務上での二酸化炭素排出を減らすことがでる。ミーティングを行う際は会議スペースを借りれば大丈夫だという。 - 自宅で働くのに抵抗があるのならば共有オフィスも選択肢の一つ
複数企業で共有するオフィススペースを利用するのもCO2を削減する取り組みに繋がる。オフィスとしての機能を活用することもでき、自身でオフィスを維持する二酸化炭素を削減できる。
日本でもオフィスによる二酸化炭素排出量は非常に多い。2011年では、オフィス起因の二酸化炭素排出量は全体の20%を占めている(下図の「業務その他部門」)。オフィス部門の排出量が年々増加する中、総務省も二酸化炭素排出量削減のポイントとしてこの分野の改善に着目している。
(出所)全国地球温暖化防止活動推進センター
オフィスのクラウド化は、今度のCSRを考える上でのひとつの鍵になりそうだ。
【企業サイト】SustainableBusiness.com
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら